CDを、アルバムを一枚通して聴いてみましょう。

まずは、そこから始めてみて下さい。
勇気を出して、トラバさせて頂きます。INAさんのブログに共感致します。
音源をネットからDLするのに、どれだけ音質が落ちているのか、自分の耳で確かめてみましょう。
私自身は、MDもあまり持ち歩かないし、I-podも持たない人です。
旅行先などでどうしても、という時には持っていきますが、音を切る、といことが出来ないのです。
どのような環境で?電車の中で?私は通勤は自転車ですが、危ないので持たないです。
誰かに話し掛けられたりして、音が途切れるのが嫌ですし。
CD屋として、死活問題なのです。
はてなRSSでも話題が(音楽配信メモ)出ているように、オリコンチャートやいろんな作用で、この業界は動いてます。
CDがどのようにして売られてるのか、私は勿論、リスナーも興味を持ったほうがいいです。
なんというか、今更感も強いのですが、こういった業界の裏側で動いています。
CDも売り物なので、・・・・悲しいですが年末商戦のバーゲンよろしく、12月はリリースラッシュだったり
アーティストのアルバムを出す時期は決まっていたりと、オトナの事情が絡まっていることは否めないのです。
このことについては、深く言及致しませんが、そのチャートにあがる音とは別に、ネットで、マイスペースyoutubeなどで自分の好みの音を掘る
それも事実で、間違いではないでしょう。


CDを買って聴く、ということは、どういうことでしょうか?


店のモニターで、2チャンと、5.1チャンネルサラウンドでCD展開した場合、確実に、5.1チャンで流すほうが売れるのです。
これが、店としての音を聴かせるマジックです。全然違います。音質が。立ち止まって聞き入る人も多いです。
例えば、視聴機に入っているCDをヘッドホンで聴いて、買って帰ったら(あれー?ハズレ?)と思うコトはありませんか?
それくらい、店のヘッドホンはちゃんとイイ音を鳴らすのです。自分の持っているデッキの方を疑ってみましょう。
(勿論、その場の雰囲気もありますが)


以前、友人に5.1チャンネルのモニターセミナーで、NINとビョークのメダラを聴いた事があったのですが
(公開試聴会)それは鳥肌が立って、手に汗をかくほど感激しました。部屋の中には12個のスピーカー。
それが包み込むように、小さな音まで全身に染み入るように入ってきます。
こんな機会はそうはないし、まして自宅に置けるスペース、金額も持ち合わせていないのですが、今は5.1チャンもここまでお金をかけずとも、手に入れることが出来ます。

クリエイターは、パッケージした音を出来ればそのまま伝えたいはずです。こんなはずではなかった、とアルバム一枚作っているわけではないのです。
もし、それが近い状態で聴けるのならば、それほど素晴らしい喜びはないのでは?


家で、アルバム一枚、聴いてみましょう。一枚を惚れこんで聴いてみよう。
12歳の時、親にコンポを買ってもらいました。そんな裕福な家庭ではなかったのですが、当時で10万位するものでした。
家には、母がクリスチャンだったので、クラッシックの宗教音楽のレコードばかりで、自分で買ったものは、小学生の時聴いて面白かったYMOと、それとELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)のレコードを、部屋を薄暗くして、一人で聴いていました。(ホント、やな子供ですよね・苦笑)
レコードとCDとTAPEが聴けるコンポで・・・・。イコラーザーとかもいじったりして、LとRをどっちか消してみたりして聞き比べたり
あと、雨が降る日にはスピーカーにドライヤーを軽く当てたりして(笑)音がどう、違うとか、専門的なことは言えないんですけど
中学生の頃、もう夢中になってました。

そして、今も音楽が好きで。

DLしてみて、良かったら、CDを買って聴いてみて下さい。アルバム一枚を通して聴いてみて、それから。
INAちゃん他の、アーティストの方々の想いが伝わりますように。