鉄コン筋クリート

鉄コン筋クリート (通常版) [DVD]

鉄コン筋クリート (通常版) [DVD]

観た。ああー凹んだ。個人的に。昔、とか言うなよ。過去の自分だったら、確かにこれを読んで感動してたんだけど、もう自分にはなにもないんだって気がついて。
昨日、雑誌とかいろいろ整理してて、本当に大事なものなんてないかな、と思いながらまるで死を間近にした身辺整理か?なんて思いながら大量の本や雑誌と格闘して、処分して。

物語の前半1時間のまたーりかげんがちょっと退屈だったんだけど、どんどん、(シロにはクロしかいない)とか(クロにはないネジをシロは全部もってる)と言い切る、そうゆうのが、なんか、たまんねえな・・・とか思った。そうゆうのが嫌なんだな。そうゆう強く思える相手がいないからだろ。昔ならそれがまぶしいとかうらやましいとか思えたそれが、もう、うざったいなーと感じる自分が嫌になる。で、凹む、と。
オトナになった証拠ですかね。松本大洋は、そうゆう(高いところを目指す)というのは共感・・・ちょっと違うな。それは理解出来るんだけど、人は他者ありきで自分の存在を確立する、という姿勢は理解するに難しい。(花)もそうだったけど。飛びたいと思うんだ。それはわかる。
あと、土地に愛着がない(私の場合は何事もだ)生まれて死ぬまで、ここに育つ。ここに生きる。支配する。とかいうものがなくて、やっぱり自分がダメ人間みたいで凹むんだな。書いてて余計凹むわ(苦笑)