ブルーマンデー

ニューオーダーで。ここから先はあまり気持ちの良くないお話なんで、気をつけて。
目の前で人が倒れた。



仕事中の話なので、レジの前で、お客様が倒れた、ということ(普段はあまり仕事のことは書かないようにしてるけど、今回はあまりのことで自分がショックなので、ここに書かずにはいられないのです。)


突然身体が硬直したように倒れて、すぐさま周りに人だかりが出来て、店長が(どうしました?大丈夫ですか?)と、肩を揺さぶっていた。身体の色が肌色から紫、土色・・・どす黒い色に変わっていった。ただの貧血じゃないことはそれですぐにわかって、救急車を呼んで!!とか叫んだのは憶えてる。眼球が見開いて飛んでいる。
人間の肌の色ってあんなになるんだな、とその時は冷静なのかなんなのか、そんなことを考えてしまった。
もう、ダメかもしれない、とさえ思った。
揺さぶったら危ないかもしれないです、と言った先に、その倒れた方の口元から泡を吹き出してきて、側に居た同僚がティッシュで口を拭っていた。もう、私はただただ呆然としてしまって、暫くしてから他のお客様の対応に追われてしまった。
・・・・・何も出来ないんだな、と思った。無力だ、と。



10分くらいしてから救急車、到着。呼びかけに少しだけ反応するように眼球が動いた。少しほっとした。
怖かった。死の間際に立ち会うのは初めてじゃない。でも、それを思い出して、昨夜は眠れなかった。どうか、無事でいますように。


最近、自分の近辺で新聞に載るような事件が多い。そうゆう(陰)の力っていうか・・・負は負を呼ぶんじゃないかと思うのよ。関連性があるわけじゃない。たまたま目に、耳につくことが多いのかもしれない。
FAITHRESSの(BOMB)のPVのように、しあわせとふしあわせ、生と死はいつも隣り合わせだ。ニュースはニュースを呼ぶだろうか。生きてることを実感すること。小さなしあわせを守ること。