so much heaven,so much hell


To All New Arrivals

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ザ・グレイテスト・ヒッツ

ザ・グレイテスト・ヒッツ

最初にFaithlessを探したときに、fから探した。のだが、違うfaithlessが。店員に(どこに?)と、聞くと、R&B、そしてクラブコーナーに。
そんなジャンルの難しい、少し例えようのないバンド。やっていることはハウス。R&B寄りだったり、ジャマイカンであったり、ソウル、ゴスペル。プロデューサーのロロは献身なカトリック・クリスチャンだそう。voは黒人のマキシ。
最初に聞いたのが(bombs)だったから、完全に唄モノなんだと思っていた。ベスト盤を聴くと、確かにフロア向けのハウスもあり、この時点で、活動休止か?の話もあった。ninjya-tuneの、や、クラブ寄りの、と、いうカタチよりも、成し得たものは実は(bombs)だったんじゃないのかな、と。歌詞はとても真摯で重くて暗い。何度聴いても心を捕らえる。それは歌詞の重さや、現実感を伴った人生や戦争についてのやるせなさ、とは別に、恍惚感を伴った楽曲であるから。不思議だ。心地よいのだ。哀しいのだけれど、とても美しい。

2曲目の(spiders,crocodiles&kryptonite)はキュアーのロバート・スミスが参加している。聞いてみるとわかるのだけれど、the cureの(lullaby)

Lullaby (2x) / Homesick / Untitled

Lullaby (2x) / Homesick / Untitled

これのリミックスなのかと思ったんですよね。でも、この曲のためにロバが唄いなおしてるときいて、驚きました。セクシャルだねえー!!すごいなーロバ。変わらず甘い歌声なのね。

って訳で聞き比べてみた。確かに、faithlessのほうが色気がある。震えている。(歌詞の内容は恐怖心に狂う子供の唄のようです)