パプリカ観てきました


以下,ネタばれます


パプリカは、ほぼイメージ通りの女性でした。私の中では不二子ちゃんみたいな、もっとグラマラスな女性を想像してたんだけどね。夢の女。映画は最後まで飽きることなく観る事が出来ます。
今敏監督と、筒井康隆さんの、ちょっと遊び心の入った感覚が楽しい。筒井さんってヲトメだよね(笑)セリフまわしとかね。
とにかく、映像になって後悔する作品が多い中、これこそはアニメーションで、最高の映像美で観る事が出来て私は満足です。
もっとグロイかとも思ったんだけどね。そんなこともなく。
ビデオで観ようと思ってる方、映画館に足を運んでみてもいいですよ。何より音がいい。
イナちゃん曰く、mp3で音源をおとしても、最高の水準に持ってこれる、数少ないアーティストなのです、平沢進は。
サントラも出るということで、こちらも楽しみ。非常に映像と噛み合ってます。音が映画館の空間をグルグル右往左往しますよ。それも楽しみのひとつです。楽曲も映画祭にノミネートされているそうです。


パプリカ オリジナルサウンドトラック

パプリカ オリジナルサウンドトラック


パレードシーンはイノセントを思い出しましたが。
夢に関するお話は昔からあるのですが、映画ですと(STRANGE DAYS)これは自分の行動、見たものをスキャンしてディスクに落とし、それを再び見る事が出来る装置の話。もちろん他人のも。
あと、櫻井亜美の神曲を思い出したり。東條和美の漫画とか(夢をディスクに保存してゲームのようにして楽しむもので、それの売買の話)
他人と夢の共鳴。あまり深く考えることなく楽しめるんですけどね、この映画は。