ルーヴル展 17世紀の絵画

行ってきました。10時半で割と混んでた。六本木のほうはどうなんでしょうね。
前回は装飾品とかも展示されていて華やかなイメージだったんですよね。今回は宗教画なんです主に。
それで、その背景がわかってれば面白いかなと思うんですけど(私はクリスチャンとして生まれたんで宗教画なんだなあ、と思って見てるけど)
どーでしょう、17世紀でもう、華やかな時期を過ぎて社会的に不安定で宗教を拠り所としてる美術作品は。
レンブラントフェルメールも(おまけ)的なんじゃないかと思うんですよね。素晴らしい絵画ばかりだったんですけどね、グレコのような生々しく血管の浮いた姿態と苦悶の表情とか私はたまらんけども。この時代の構図って頭蓋骨を持って苦悩してる作品多くないですか?

あ、あと最後のほうにあった(天国の栄光)という作品はまるで涅槃図というか曼荼羅のような驚異的に圧倒されます。あれだけを観にまた行きたい。
丸い絵画の中心部に果たして堕ちていくような昇っていくような。ルーベンスも良かったなあ。パトラッシュ、ぼく、もう疲れたよ・・・とか絵の前で呟いてすいませ・・・・・(友達が笑っていた)