LCD soundsystemに唄があったら


SNOOZERfriendly firesのvoのインタビューを読んで思ったこと。LCDは好きだけど、彼らの曲にヴォーカルがあればもっといいのに、みたいなことを言っていて、ふーんと何故かRaptureを思い出した。
彼らはエレクトロやシューゲイザーとかダンス・ミュージックを自分たちの音にして、だけど胸にくるもの・・・・これが(君は白人のボウヤなのに?)ソウルフルな歌が好きで意外に歌い上げちゃってるらしい、のである。プリンス好きとか、曲調がね、ロマンティックだったりとか、そうゆう雰囲気での(曲の持ち味について)インタビュアーに(君はゲイっぽい歌い方)とか言われて(それはありがたいよ!(笑))と返してみたり。
そこからマーヴィンゲイの話(ゲイ違いである)これ、永野さんだなーとか。癒すつもりないのにがんばればがんばっただけ癒しちゃう(笑)面白い。やり方は問わない。


彼らの音に清涼感がある。自然体での。
Parisのもつ、かもめのジョナサンのように低空飛行からまっすぐ立ち昇ってくような昂揚感。何度も。


話をRAPTUREに戻して、彼らの1stってやり方はPunkでダンス・ミュージックという、まるでイギーポップやThe CUREがPOP MUSIKやLCDをやってるような、騒がしく猥雑なザラザラした感触のアルバムだった。ホントに似てるなーロバオの声と歌い方に!と当時ちょっと驚いた。計算高くなくてそこがまたいい。ちょっとそのイメージを思い出したんだ。いいアルバムだった。


時間かけても待ちましょ、そんな気持ち。