三日月が照らす夜は

もう一度 見せるから どうか


fantastic感想その2。なんかもうトマラナイ。
私は洋邦問わず音楽を聴くのですけど、邦楽を聴く人のように、歌詞を重要視しないです。
直接的な詞とか苦手な方で。ラブソングとか(苦笑)
歌詞も音も感触というのかな、アプローチの仕方が、具体的すぎない。
で、このアルバムって、意外にラブソングというか・・・・かなりロマンティックですよね。
それが、全然嫌な、吐くような感じじゃなくて
肌が粟立つように、入ってくる。夕暮れ時、夕凪の匂い、色、夜空へと変わるような
そうゆう瞬間を切り取ったような、そして心象風景のような、音と歌詞のリンク。



あー永野さんの方がズルイと思いますヨ。多分。
オッシーが(自分の声が)永野の声じゃないんだ って。それわかる。
ゴーストソングを聞いたときにはずっとベースラインを追っていて
なんだこのベース、すげええええー と思っていたのに、アルバムでは違和感無くAPOGEEの音にどれもなってるとか
間野さんのドラムがメロディアスに鳴ってるとか(気持ちがいい)
間野さん遠距離恋愛したことあるかな とか
オッシーの書く歌詞半端無い止めてロマンティック誰か止めて とか。体内回帰願望か とか。
それを超えて、俺は橋を焼き海を目指すとか
(これマジヤヴァイ。なんかものすごく永野さんを見上げてしまうくらいにヤヴァイ)
あと、(Pardon?)の発音良すぎる。かなり素敵。


なんか、脳が、脳髄がチリっとするのよ。
口からエクトプラズムでそうなのよ。召されてしまう(笑)
なんでこんな気持ちいいの。どうしたらいいのだ。逃れられないマジック。